映画「運命の女」は危険な情事のエイドリアン・ライン監督、リチャード・ギア、ダイアン・レイン、オリヴィエ・マルティネスによる不倫、愛と情欲をテーマにしたエロサスペンス。
この映画は「不貞の女」というフランス映画のリメイク版で、ストーリーもしっかりとした内容があり映画として面白いだけじゃなく過激なエロシーン満載です。
もちろん優しい夫のエドワード役のリチャード・ギア、不倫する人妻のコニーを演じるダイアン・レインは今はおばあちゃんだし、若き青年のポール役のオリヴィエ・マルティネスもおじさんですがこの頃の美しさカッコよさは必見です。
運命の女のあらすじ(こんな映画です)
会社を経営する優しい夫とかわいい一人息子を持ち、絵にかいたような温かく幸せな生活を送る美しい専業主婦のコニー。
コニーは日常生活に何か不満を感じる様子もないけど、ある日フランス人青年のポールとマンハッタンでぶつかって足を痛めてしまう。
足の治療をしたいとポールは自分のアパートへコニーを招き入れます。
偶然の出会いから始まったいわゆるセレブで美しいコニーと貧乏だけど色気のある青年のポールはそこから意気投合してしまい、体の関係を持つようになる。
この不倫関係はバレてしまうのか、どんな結末を迎えるのか?
エロス、サスペンス、夫婦の愛がメインテーマです。
同じようなテーマとしては2020年2月に上映される妻夫木聡さん、夏帆さんのRed。
これも人妻の不倫、愛をテーマにした映画ですが面白さは本作「運命の女」の方が上というのが私の感想。
運命の女のトイレでのエロシーンは最高に興奮する
運命の女のエロシーンネタバレなので何も見ないで視聴したい人はココは飛ばして下さい!
コニーとポールのエロシーンは下手なアダルト動画を見るより女性は濡れるし、男性は勃起することは間違いないでしょう。
映画作品としても面白いのでエロシーンまでスキップすることなく物語の中でエロシーンを堪能して下さい。
印象に残ったのはトイレでのセックスシーン
コニーが女友達とカフェでお茶しているところにポールが同じカフェに入ります。
コニーとポールのことを知らない女友達は「セクシーな男ね~」と、ここまでは日本もアメリカも変わらない他愛ない会話。
ポールはコニーに気付き目配せをすると、我慢できないコニーはポールとカフェのトイレでセックス!
エロシーの時間は短いですが、カメラアングルやシチュエーションでかなり脳裏にこびりつきます。
アパートの廊下での立ちバック
コニーとポールが喧嘩し、コニーが怒ってポールの部屋から出ていこうとするときポールは廊下でコニーを捕まえてキス。
怒りで最初は抵抗するコニーですが、体を責められ
ポール「したいんだろう?」
コニー「したいわ…」
とそのままアパートの廊下で立ちバック。

喧嘩の後のセックスは燃えるといいますが、この時のコニーの怒り⇒セックスまでの流れを演じるダイアンレインは一級品の女優さんです。
シーンはもちろん、セリフにエロスがこもってます。
運命の女のネタバレ
ここは映画作品のネタバレですので、嫌な方は飛ばして下さい。
夫のエドワードは束縛することもなく、両親との同居もなく、優しくお金持ちでただただ妻のコニーと子供を愛する良き夫。
そんなエドワードに背徳感を抱きながらフランス人青年とのセックスに溺れるコニー。
時にはポールと分かれることも考えますが、どうしても別れられない。
不倫関係をズルズル続ける人の典型的なパターンですね。
そして、どこかでバレてしまうのも不倫というもの。
夫のエドワードもしだいにコニーの様子がおかしいと感じ始めます。
ここも妻に興味がない男性だったら気が付かないかもしれませんが、愛してる妻だからこそ異変に気付く様子をリチャード・ギアが上手く演じます。
ある日、エドワードが昼食に誘うけどエステがあるからと断るコニー。
もちろんエステに行くのではなくポールとセックスしちゃいます。
エドワードはエステに電話してコニーが嘘をついたことが分かり、探偵を雇いコニーの素行調査をしてもらいます。
探偵としては簡単な仕事です。
すぐにコニーとポールの密会写真を見せられた夫のエドワードは覚悟はしていたけどショックを隠せません。
意を決してポールのアパートを訪れるエドワード。
大人同士会話で解決しようとしますが、あるものを見つけてしまいます。
それはエドワードがコニーにプレゼントした置物。
自分がプレゼントしたものが不倫相手の部屋にある、そしてアパートから漂う情事の様子。。。
エドワードは衝動的にそのプレゼントした置物でポールの頭を殴ってしまい、ポールは死んでしまいます。
エドワードがポールの部屋で証拠隠滅をしている最中に鳴る電話、留守番電話にはコニーからポールへの別れのメッセージでした。
それを聞いたあと、エドワードはポールの死体を車のトランクに積み込みゴミ埋め立て地に遺棄します。
ほどなくしてゴミ埋め立て地からポールの死体が発見され、刑事がコニーの元に訪れます。
そこではじめてポールが死んだことを知るコニー。
そして、エドワードの服から探偵が撮影した自分とポールの写真を発見するコニー。
ポールを殺したのが夫のエドワードだと確信します。
不倫相手のポールをエドワードが殺したことを知ったコニーはエドワードに詰め寄ります。この時、悲しきエドワードが言ったセリフが切なく印象的です。
しかし「悪いのは自分」そしてエドワードのコニーに対する愛情、自分が何をしてしまったのかを反省します。
自首をしようとするエドワード。
コニーをのせたエドワードの車が警察署の前で止まり、コニーとエドワードが言葉を交わします。
そして降りることなくまた車が動き出す。。。
運命の女のキャスト
監督は「危険な情事」「ナインハーフ」など官能的な映画で知られるエイドリアン・ライン。
不倫をする妻のコニーはダイアン・レイン。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生にも出演されてます。
心優しい悲しき夫のエドワードはリチャード・ギア。

説明不要の超有名俳優ですね。
リチャード・ギアが出演している映画としてはかなり異色です。
この作品でリチャード・ギア演じるエドワードがあまりにも悲しい役だったのでプリティウーマンやシカゴなどで中和するのもいいかもしれません。
ポール役のオリヴィエ・マルティネス。

典型的なフランスのイケメン俳優で幅広い役をこなします。





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