金魚の屍骸は沼の底｜ヤンデレ弟と近親相姦の沼に墜ちていくエロ漫画をレビュー

徹底的に病んで歪んだ溺愛で、快楽の沼に墜ちていく双子の姉弟のボイドラをコミカライズした作品。

狂気的で歪んだ男の愛をコミカライズしたのは「閏あくあ」先生ということで、クオリティは間違いなく激ヤバな作品に仕上がってます。

金魚の屍骸は沼の底のネタバレレビュー

登場人物像

姉さん

• 身体が弱くドジ
• 小さい頃からずっと双子の弟の澄透に面倒見てもらっている

澄透(すみゆき)

• クールな美少年
• 体の弱い姉さんを心配して家事も料理も全て世話してくれる弟

金魚の屍骸は沼の底のレビュー

なんでもやってくれる澄透と、自立しようとする姉さん

体の弱い姉さんは家事も食事も全て完璧な澄透と二人で暮らす毎日。

買い出しも掃除も姉さんには一切やらせず、ただ家にいてくれればいいという澄透。

忙しくて余裕のない毎日を過ごしてる人にとっては良さそうですが、一切なにもやることがないのもきついですよね。

「姉さんは何もできないんだから家でゆっくりしてて」という澄透にちょっとムスっと怒る姉さんとの日常は、ポカポカしますが、

「姉さんは誰かを頼らないと生きていけないんだから、今まで通り僕を頼ってよ」というあたりから少しずつ澄透の愛情のゆがみが見え隠れします。

何でもしてあげて優しく自信を奪っていく…一種のマインドコントロールのようでゾクっとします。

姉さんが着替えてる最中に部屋に入ってきたり

「私・・・頑張りたい。これ以上、澄透に迷惑かけたくないの」とアルバイトをはじめようとする姉さんを

「僕は迷惑なんて思ってない」という澄透。

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澄透の歪んだ溺愛と快楽に墜ちていく姉さん

姉さんが外に行けないように靴を捨ててしまったり、澄透の独占はエスカレートしていきます。

澄透に迷惑かけずに自立したい姉さんですが、

「僕は生まれたときから姉さんのものだし、姉さんは僕が生まれたときから僕のもの」という澄透は完全に狂ってます。

「私は澄透のものじゃないし、澄透も私のものじゃない」という姉さんに、

「どうして僕に依存してくれないの？」と澄透が暴走し始めます。

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「僕は姉さんのことが好きなんだよ、恋愛対象としての好き」と押し倒し、おびえる姉さんを犯してしまいます。

体力付けて自立できないように運動をさせなかったり、

知識をつけないように本を読ませないようにしたり、

全てをコントロールしようとする澄透になすすべなく犯されて姉さん。

それからは、逃げ出さないようにベッドと足を鎖でつないで家に帰れば姉さんを抱く澄透。

姉さんのまともな感覚も少しずつ澄透に染められていきます。

「中で出してあげる。中まで僕でいっぱいに満たしてあげる」と禁断の中出し。

そんな毎日を繰り返し、最後は澄透の理想通りの姉さんにしてしまうのでした。

ラストのページでは、最後まで読んだ私の心が暗く沈みながらも不気味な興奮に包まれてしまいました。

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金魚の屍骸は沼の底の総評

最初のほのぼのとした日常からどんどんと沈んでいくのは作品タイトル通り。

狂気性をビンビンと感じるサイコパスな澄透のセリフと表情と、姉さんが快楽に墜ちていく様子が丁寧に描かれています。

「ああ・・・そんなに泣かないで。ごめん柄にもなく興奮しちゃった」とか、

「澄透なんか嫌い」という姉さんに、

「そう・・・でも僕は姉さんのことが好きだから嫌ってもいいよ」

とか、ぶっ壊れてる澄透には、姉さんだけじゃなくてに私も染められハマってしまいました・・・。

本作と同じ閏あくあ先生の作品「203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。」も狂気的なサイコパスな男が描かれていますが、本作はマインドコントロールしていくのでドロっとした読後感と不気味な興奮を感じます。

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沼の底のその後の音声特典あり

20分ほどの撮りおろし音声「沼の底のその後」(CV木島宇太)の特典もあります。

姉さんの声はありませんが、本作のその後の生活で澄透がどんなことを言ってるのか…気になる人は聞いて下さい。

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